プログラミングスクールを学ぶ上でおトクに学べると注目されている制度、第四次産業革命スキル習得講座《Reスキル講座》についてご紹介します。
第四次産業革命スキル習得講座とは?
『第四次産業革命スキル習得講座認定制度』(通称「Reスキル講座」)とは
・IT, データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人がこうだな専門性を身に付けキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度。
※ 厚生労働省が定める一定の要件を満たし、厚生労働大臣が指定を受けた講座は「専門実践教育訓練給付」の対象となる。
経済産業省資料より
一般的に「Re スキル講座」と呼ばれており、社会人がより高度な専門性を身に付けて、更なるキャリアアップを図るために経済産業省が開設。
ITやデータなど将来の成長が見込まれている分野であり「AI・IoT・データサイエンス・クラウド」「高度なセキュリティとネットワーク」「IT利活用」において、専門的で実践的な教育と訓練を行う講座。
教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)とは?
厚生労働大臣の指定する講座を受講し修了した場合、修了時点までに実際に支払った受講料の最大70%が支給される制度です。
利用できる人は?
【受給資格】
・初めて受給する場合
– 受講開始までに通算2年以上の雇用保険に加入していること
– 在籍中、または離職後1年以内であること
・2回目以降の受給の場合
– 前回の受講開始日から次の受講開始日まで通算3年以上、雇用保険に加入していること
※厳密なチェックは必ずご自身で、住民票所在地のハローワークまでお問い合わせください。
※ただし新卒の方は対象者ではないのでご注意ください。
教育訓練給付制度って知っている?
教育訓練給付制度は、一般教育訓練給付金・専門実践教育訓練給付金・特定一般教育訓練給付金と主に3つあり、それぞれの制度の特徴や条件などをご紹介します。
プログラミングばかりでなく、さまざまなスキルを学ぶ際にも利用できる国の制度ですのでぜひ覚えておきましょう。
一般教育訓練給付金
一般教育訓練給付金は雇用の安定や再就職の促進を目的に設けられている制度雇用保険の給付制度の1つで、
受講開始時点で通算3年以上会社員として勤務したり、保険が給料天引きになっている方が対象となります。
要件に該当する方であれば、離職から1年以内であっても利用可能です。
一般教育訓練給付金の認定を受けているスクールは多く、支払う受講料の20%が給付金として受け取ることができます。
※上限は10万円まで
専門実践教育訓練給付金
雇用保険の一般被保険者、一般被保険者などだった方を対象に、受講料の給付が行われるというもの。
具体的には厚生労働大臣指定の専門実践教育訓練の卒業が要件で、受講料の一定額がハローワークから支給される。
これは在職中か離職後かに関わらず、指定の専門実践教育訓練を受ければ卒業により受講料の一定額が返金されます。
ただし、専門実践教育訓練給付金の指定校はハードルが高い傾向で、その分支給額も大きめに設定されています。
支給額は受講料の半分で、年間40万円までが対象です。
専門実践教育訓練を卒業して1年以内に転職、雇用保険の被保険者になれば受講料の70%が受給可能となります。
※年間の上限が56万円にまで
特定一般教育訓練給付金
特定一般教育訓練給付金は令和元年新設の新しい制度で、指定される対象講座の受講が支給要件になる。
対象の講座は独占資格や必置資格に関する養成課程、情報通信技術に関する資格のITSSレベル2以上の情報通信技術の資格取得などの4つです。
他にも新たなITパスポート試験合格目標講座、短時間のキャリア形成促進プログラム・職業実践力育成プログラムも対象。
初回の給付は支給要件期間が1年間なので、要件に該当する方は忘れないうちに早めに申請した方が良いでしょう。
支給額は受講料の40%で上限は20万円までですが、もらえるならもらった方がお得ですし、受講料を抑えて資格取得を目指せます。
比較的新しい制度でまだ知らない方もいますから、知って要件を満たすことが分かれば受給のチャンスです。
給付金が50%と70%は何が違うの?
ここで注意したいのが給付対象者であれば50%は還付されます。
けれど、残りの20%に給付金に関しては条件があります。
その条件というのは、第四次産業革命スキル習得講座対象のプログラミングスクールの受講を終了した後も雇用保険を払い続けているか、またその見込みがあるのかということが重要になってきます。。
プログラミングスクールの受講修了後、1年以内に雇用保険の被保険者として雇用される、または引き続き雇用されている場合には受講料の20%が追加で還付されることになります。
この追加の20%を合計すると最大70%が支給されるということになります。
第4次産業革命スキル習得講座(Reスキル)のメリットとデメリット
第4次産業革命スキル習得講座を利用する際のメリット・デメリットを知っておきましょう。
第4次産業革命スキル習得講座(Reスキル)のメリット
- スクールを利用することで未経験者でプログラミングを習得することが可能
- 国が認定をしているスクールなので安心
- プログラミングを学ぶことによって収入のアップが期待できる
- この制度を利用することで最大70%の受講料で学ぶことが可能
今後、デジタル化というのはどんな分野でも取り入れられていくことは間違いなく「将来需要のある技術」を学ぶことができます。こういった技術を学ぶことでより必要とされる人材になることができるでしょう。
第4次産業革命スキル習得講座(Reスキル)のデメリット
- 学費が高い
- 講座を受ければエンジニアになれるというわけではない
学費が高い
一つ気を付けなけらばならないのが受講料です。
安いところで10数万円から100万円近いところまであります。この受講料は一旦全額支払いをしてから後から給付金を受け取るという形になりますので、受講をする際にはその金額を払える前提で申し込むようにしましょう。
講座を受ければエンジニアになれるというわけではない
第4次産業革命スキル習得講座を受講したからといって必ずエンジニアになることができるとは限りません。それは、年齢であったり能力であったりと理由は様々です。必ずエンジニアになって転職をしたいというのであれば、転職が可能な講座を選ぶようにしましょう。
まとめ
第4次産業革命スキル習得講座を選ぶときには一度「無料体験講座・無料カウンセリング」を受けることをおすすめします。
「無料体験講座・無料カウンセリング」を受けることで不安や悩みを解消することも可能です。また、スクールの雰囲気を知ることで自分にあったスクールを選ぶことができるでしょう。
なので、遠慮せずにどんどん「無料体験講座・無料カウンセリング」の申し込みをしてみましょう。
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